年が2025年に変わり、能登半島地震から早1年が経過しました。
株式会社エム・ジェーが応援する団体の1つ「NPO法人 MAKE HAPPYさん」は2024年1月1日の能登半島地震の発災に際し、1月2日より現地に入り、現在も活動を続けております。
1年前は何をしたらいいのか分からず、それでもすぐに現地に駆け付け、現地の状況を把握し、視察し…という始まりでしたが、現在ではボランティアさんを募り、様々な活動を行っています。
被災地支援活動の中で発足した「TEAM JAPAN」には、今までたくさんの子どもたちもボランティアとして幾度なく来てくれています。
今回はその中の一人の中学一年生の少年のお話をさせていただきます。


彼は、長野県から来てくれていて、今回で10回目の参加となりました。冬休みということもあり10日間もの滞在で、能登にたくさんの笑顔を広げてくれました。クリスマス時期だったので、みんなでサンタになって子どもたちにプレゼントを配ったり、1日中スコップを持って水害があった場所で泥かきをしたり…本当に毎日色々な活動をしてくれました。
彼は、とにかく自分の感覚を大切にして、今すぐ支援が必要だと感じる場所に飛んでいきます。それがどれだけ過酷であっても、彼は現地の住民さんたちにとっての「今」に焦点をあて続けているのです。
彼は去年の1月上旬に初めて能登半島を訪れてから、本当にたくさんの挑戦をしてきました。
冬の寒い中一日中街頭に立って募金を集めたり、子供たちで呼びかけたマルシェの売り上げ金を能登半島に寄付したり…。
そんな彼と話す機会があったので、「何かをしようとした時に、怖いなと思ったり、できないかもしれないと考えたりすることはないの?」と聞いてみたことがあります。その質問に対して、彼は「勿論あるよ。マルシェをやる時もお客さんが集まらなかったらどうしようと考えて心配な気持ちになったよ。でもその気持ちに支配されることはないよ。【やる!】って決めたから、やりきることを選んだだけだよ。」と答えてくれました。そんな彼は、「能登半島に来て、ボランティアに携わり自身が持てるようになった。」「親が【何でもやってみたらいいよ】と言って、挑戦することを応援してくれたから、こういう考え方が出来るようになったのは親のお陰も大きいと思う。」とも話してくれました。

12歳の少年との話から、学ぶことばかりです。この能登半島の震災で本当にたくさんの子供たちがボランティアに来てくれました。大人たちも含めたくさんの人たちが、ここで愛を渡し・渡される中で、本来の自分を取り戻し、自分の愛を信じられるようになってたくさんの行動を起こせるようになりました。こういう子供たちがこれからの未来を担っていくリーダーとなると思うと、日本の未来は希望でいっぱいです。
今後もこの災害支援を通してたくさんの子供たちが育っていけるのも、変わらず後方で支援をしてくださっているサポーターのみなさまがいてくれるからこそだと思っています。本当にありがとうございます。被災地に笑顔と希望はもちろん、関わる子供たちが成長していけるこの活動をこれからも継続していけるよう、今後も応援よろしくお願いいたします。
【現在の活動】
・家屋の倒壊の片付けや廃棄家財の搬出、泥の搬出
・リラクゼーション(マッサージや鍼灸やヒーリングなど)
・炊き出しやカフェなど
・物資の配送
・仮設住宅でのイベント開催
などなど…活動は多岐に渡りますが、ボランティアがまだまだ足りていないというのが現状です。
ボランティアにご興味ある方は是非参加を▶ボランティア募集 | 被災地支援チーム TEAM JAPAN
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